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LIQUIDES IMAGINAIRES

Eau de Parfum - BLANCHE BÊTE

リキッドイマジネール - ブランシュベット|BLANCHE BETE

白い獣
中世において、わたしの姿は、白い花香る古代の庭に佇む処女の傍に描かれてきた。 わたしは想像上の獣、飼い慣らされることのない、孤高な生き物。 伝説上の白馬だけに許された汚れなき乳白色の肌、額には解毒剤となる捻れた一本の角が 生えている。その牙は魔力を湛え、水を清めるとして皆が請い求める。 わたしは愛と神秘を体現する。
わたしは、自らの内部から湧き出る超自然的なエネルギーに満ちた、 真珠の光沢を持つ光の中でのみ現れる。その姿を目にし得るのは唯一、創造的な魂だけ。 わたしの姿を確かめられるほどに強い存在であるなどと夢見ることができようか。 この、獣であり、かつ決して獣でなかった存在を。
Translation / Ryoko Sekiguchi



TOP NOTES
Graine d'ambrette
Accord de lait
HEART NOTES
Jasmin
Pétales de tubéreuse
Encens
BASE NOTES
Fève tonka
Cacao
Vanille musquée

オー ド ポー |EAUX DE PEAU

神話に現れる、人と交わる獣、獣に変身する人間の肌に真珠のごとく滴る液体。 「オー・ド・ポー」は、その神秘的な液体を現代に甦らせたトリロジーです。
元来、鼻孔は人間の持つ器官の中でも、おそらく最も動物性を残した部分だった。 五感の中で最もプリミティブで、獣的な感覚。 人の嗅覚は動物の中でも飛び抜けて優秀、生き残るための本能だったのだ。 手つかずの自然へのオマージュにも似て オー・ド ・ポー、「肌の水」はアニマルノートを再び飼いならし、 香りは人の肌をぴったりと覆い、獣の美の魅力を与える。 ポー・ドゥ・ベット、ベル・ベット、ベット・ユメーヌ。 これは極度に洗練された野生のトリロジー。 アニマルノート(野生の香り)はかつての気品を新たな装いで獲得する。



PUFUMER:CARINE BOUIN
SIZE:100ml


  • “Perfume (=香水)”の語源は、ラテン語の“Per fumus(=煙を通して)”が由来となっています。香水は、神聖な儀式の初めにインセンスと樹脂を焚香し、神を崇め薫香を捧げていたことが起源と言われています。

    Liquides Imaginaires(リキッドイマジネール)は、香水業界で実績のある二人のエキスパート、レアな香りを求めるハンター David Frossard (ダヴィッド・フロサール)とデザイナーPhilippe Di Meo(フィリップ・ディメオ)のコラボレーションによって、誕生しました。二人に共通するのは『パフュームの持つパワー』への飽くなき興味と探求心。彼らの情熱がフレグランスブランド創設の原点となっています。

    神聖でミステリアス、魔法のようなパフュームの持つパワ―に着目し、香水の物質的変化によるマジックー目に見える液体が揮発し、見えないけれど、たしかにそこに漂う存在感ーに魅了されます。彼らは既存のフレグランスという枠にとらわれない、新しいタイプの香水を求めながらも、香水の原点に立ち返り、本質を追及する手を緩めません。

    トリロジーは、香りのテーマ毎にコンセプトがあり、熟練した職人が手がけた特別なボトルに収められています。おとぎ話に登場するような宝石で装飾されたアンフォラの壺を彷彿とさせるボトルは、世界中のセレブリティの支持を得ています。

    五感にストレートに訴えかける媚薬のトリロジー。

    リキッドイマジネールは自己の内面に向き合う旅へと誘います。香りの魔法にかけられるのは、信仰心をまとうような感覚です。胸の奥深くにしまい込んだ人生、記憶、欲望と対峙し、新たな自分に出逢うことができるでしょう。

    リキッドイマジネールは、 ≪Trilogy of Humours≫という、非常ユニークなカプセルコレクションによって構成されています。

  • ¥ 38,500 - taxin